SUSTAINABILITY
Circular economy
着物“循環”システムが
持続可能な未来をつくる
持続可能な社会の実現に向けて注目を集めるサーキュラーエコノミーをご存知ですか?
従来の廃棄前提の考え方とは異なり、資源を循環利用し続けながら、
環境負荷低減などの新たな付加価値を生み出し続けようとする循環型経済システムです。
長く着ることを前提に作られ、江戸時代の循環型社会を実現していた着物ですが、
現代では、タンスに眠る着物や需要低下などに伴い廃棄される着物が多いのが現状です。
きものすなおでは多角的な取り組みを通して独自の循環モデルを構築・実現し、
タンスに眠る着物や捨てられる着物を救い、持続可能な未来に貢献していきます。
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SDGs
着物循環モデルで貢献する
SDGsへの取り組み
着物の循環を軸としたサーキュラーエコノミーの構築は持続可能な社会・事業の成長をもたらすだけでなく、SDGsの目標達成にも大きく貢献できると考えています。環境・社会・経済の3つの側面からきものすなおが貢献できるSDGsの取り組みを紹介します。
ENVIRONMENT
タンスに眠る着物を活用したアップサイクル着物の販売を通して、着物の廃棄や資源の無駄をなくし、環境負荷の低減に貢献します。
アップサイクルブランド「wake up kimono」ではタンスの着物の引き取りサービスも実施し、着なくなった着物の新たな選択肢を提供しています。
サイズが合わない着物や、汚れやほつれなどの状態が悪い着物を再び着ていただけるように、メンテナンスやリペアを施し、活用を目指した取り組みを行っています。
着物としてのリペアが難しいものに関しては、普段使いできる小物などにリメイクし、再び活用していけるように商品開発に取り組んでいます。
SOCIETY
着方やマナーを知る人のみが楽しめるのではなく、誰もが着物文化を身近な存在として楽しめる世の中を目指し、サービスを展開しています。
技術習得のために労力や資金をかけることなく、誰もが気軽に着物を楽しめるように、SNSなどの身近なツールを通して専門家ならではの豊富なノウハウを発信しています。
一生物のスキルを手にできる一般・プロ向けの着付け教室を開いています。対面だけでなく、オンライン講座を開講し、居住地による制限をなくし、誰もが教育を受けられる環境を提供します。
モノを売って終わりではなく、活用・利用できるコミュニティまでをサポートし、消費者の皆さまの豊かなライフスタイルの実現に貢献します。
ECONOMY
循環モデルを支える上で欠かせない職人の存在。着物の循環を通して職人たちへ活躍の場を提供し、素晴らしい技術を未来へ残していきます。
着物のリペアには豊富な種類や技術があり、着物の状態ごとに最適な職人へ依頼ができるようにネットワークを広げ、さまざまな職人技術を残していけるように取り組んでいます。
安定して仕事の依頼ができるように、職人技術を継承するための着物ブランドを設立。仕事が増えることにより職人の雇用創出にも貢献し、技術継承に繋げていきます。
消費者の皆様にも、職人の仕事に興味を持っていただけるきっかけを作り、着物業界で働く人口を増やしていきます。